コインランドリーはフランチャイズより個人経営をおすすめする理由

 

フランチャイズに加盟した方が有利になる業種も当然あるのでしょうが、少なくてもコインランドリーは個人店でも充分容易に経営する事ができます。むしろ個人店の方が有利なのではないかという事を解説してみたいと思います。

 

ポイント

このページは、私が副業でコインランドリー経営をするようになった経緯から、現在の経営状態の様子までを発信するリアルな記録です。

これからコインランドリー経営を検討されている方にメリットデメリットについて解説していきます。

コインランドリー経営にご興味のある方は、まず下記のページからお読み下さい

 

Contents

何故フランチャイズに加盟しようと思うのか

初めての事業だから店舗作りや運営方法が解らなくて不安。実際に私もそうでした。コインランドリー店を引き継ぐ前は既存店でもフランチャイズに加盟できるものなら加盟したい!とまで思っていました。

でも新規事業の場合、誰でも最初は知識ゼロからスタートして昨日より今日、今日より明日と改善しながら運営していきますよね。そうすると半年も経てば個人店でも営業できるようなスキルが身について来るんです。

最初は不安ですが慣れですよ、慣れ

もちろんフランチャイズに加盟すればいろんなアドバイスや指導も受けられるでしょうし、担当者に相談もできるので安心してオープン準備から運営まで出来る事でしょう。ですがそれなりの代償がずっと付きまとう事になるのです。

この記事を読んで頂いているという事は、これまで私がトライして来た内容の記事も読んで下さっていると思いますが、コインランドリーの経営は個人店でも充分に運営できます。

 

フランチャイズに加盟するデメリット

それではここで、私がフランチャイズ加盟に対して懸念する事項をまとめてみます。

本部が行う立地調査について

コインランドリー設立において、この判断が一番重要になるところですが、フランチャイズ本部の立地調査ははっきり申し上げてそれほど当てになりません。

本部が太鼓判を押して「大外れ」なんて事も実際にあるんです。しかも「大外れ」でも本部は一切保証などしませんから立地調査は最終的にご自身が判断するしかないのです

本部が作成する売上推移(見込)表について

これはあくまでも予測値でしかありませんから、全て鵜呑みにするのは大変危険だと思われます。6割から7割程度だと思った方が無難です。

店舗設計や機械レイアウトについて

店舗設計になると確かに施工実績が無い業者では困難なのかもしれませんが、コインランドリー店舗など今やどこにでもあるので信頼のおける地元の業者さんでも充分相談に乗ってくれると思います

次に重要なのは機械の選定ですが、フランチャイズに加盟しなくても各メーカーや代理店なので的確なアドバイスも受けられるので、予算と相談しながら機械ラインナップを決める事ができます。

もちろんフランチャイズに加盟した場合、全て本部で動いてくれるのでオーナーは楽でしょうがそれなりの費用を取られてしまう事でしょう。

オープン後について

ここからがフランチャイズに加盟した場合の最大のデメリットとも言えるのですが、まずは本部に対して何かしらの支出があるかと思います。例えば共通システムに関する経費や広告分担金やロイヤリティ等ですね。

あとは、洗剤や柔軟剤なども間違いなく個人店が仕入れるより高価な物を使用しなければならないでしょうし、本部のシステムが変われば当然お店側も導入しないといけないでしょう。

要するに「本部主導」の運営店舗となってしまい、自由度がかなり絞られてしまいます

これって自分で経営する面白みがありますか?

 

お客様目線で店舗を比べたらどう見える?

以前の記事でも書きましたが、ユーザーが乾燥機を使用するために1km先の個人店コインランドリーを通り越して2km先のフランチャイズ店に行くとは到底考えにくい事です。

(もちろん1km先の個人店コインランドリーが清潔感ゼロの店だったら当然ありうる話ですけど)

それと、ユーザーはコインランドリーの店舗名などあまり気にしていないように思えます。「マックの隣のコインランドリー」とか「駅前のコインランドリー」とか「〇〇町のコインランドリー」と呼んでいるようなので、フランチャイズ特有のネームバリューも期待できないと思われます。

要するに利用するユーザーからすると、「家近・清潔・安心」であれば問題ないという事ではないでしょうか

 

実際に一度はフランチャイズでの運営内容を比較してみましょう

コインランドリーのフランチャイズ資料は無料で資料請求できます!

ネット上にはコインランドリーのフランチャイズ加盟説明の記事は沢山ありますが、それより一歩踏み込んだ内容が記載されているのが加盟検討資料です。

こちらの加盟検討資料は各フランチャイズ本部のものを一括で請求できますので大変便利です。

もちろん資料請求だけなら無料なので利用しないと損ですね。まずは一旦資料に目を通し、各フランチャイズの内容を把握し、その中から信頼性のあるフランチャイズの説明会に参加される事をお勧めします

 

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私がフランチャイズ説明会に参加して来た記事はこちら

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コインランドリーを個人店として開業する方法

ここからは、どうしてもフランチャイズ店でないと安心できないという方はスルーして下さい。

機器メーカーに依頼する

有名メーカーだと、TOSEI、AQUA、ダイワコーポレーション、山本とかがありますが、それぞれにフランチャイズ店も展開しているのですが、個人店でも店舗設計提案や機器販売もしています。フランチャイズにさえ加盟しなければ運営や洗剤等の仕入れも自由です。

ですが初期費用はフランチャイズ加盟に比べてそれほどのコストダウンにはならないでしょうね

全て自分でプロデュースする

これは実はまったく可能なんです。そういった個人店開業に対しての事業者も結構存在しています。例えば中古機器を扱っている業者、コインランドリー店向けの備品消耗品を扱っている業者、各メーカーの代理店資格を保有するいわゆる代理店等が一から個人店開業を応援してくれるでしょう。

実は私も現在、そういった業者さんとお取引をさせて頂いており、様々なフォローを受けたり情報入手にも一切困る事はありません。

以前、中古機器を扱っている業者さんの倉庫を見に行った事がありましたが、約50台ほどの洗濯機や乾燥機が在庫してありました。その中から新古品の2段式乾燥機を新品の約半額で購入しました。

 

コインランドリーの個人経営をおすすめする理由のまとめ

以上の事から、私の経験上これからコインランドリー経営を検討している方達に伝えたいのは、

個人経営でオリジナリティを活かした店舗を運営した方が、開業資金や運営コストが抑えられる事ができるという事

そしてコインランドリー店舗の設計施工は地元の業者でも充分対応できるという事

それらを踏まえ、立地さえ間違わなければ個人店でも容易に経営できます。

 

また、今後の記事では「無人店舗からの脱却」や「顧客を増やすには接客が大事」といった内容をお伝えしようと思っております。

 

という訳で今回は以上です。

コメント頂けると嬉しいです。お気軽にどうぞ。

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