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大正ロマンあふれるノスタルジックな湯の町「銀山温泉」とは
銀山温泉(ぎんざんおんせん)は山形県尾花沢市にあり、1983年にNHK連続テレビ小説「おしん」の舞台になった事で全国的に有名になった温泉街です。
歴史は古く、江戸時代初期に大銀山として栄えた「延沢銀山」の名称に由来しており、大正末期から昭和初期に建てられた洋風木造多層の旅館が銀山川の両岸に沿って軒を並べ、大正ロマンあふれるノスタルジックな湯の町を味わうことができます。
また、四季によって変化するその光景が素晴らしく、どの季節でも味のある風景が楽しめます。
私が訪れたのは「夏」でしたが、新緑が綺麗で朝晩の散策がとても気持ちがよかったです。
また、尾花沢市の特産品はスイカで生産量は日本一だそうです。甘さも日本一だとか。
まさに夏の避暑地として最高の温泉街でした。
宿泊したのは【味とまごころの宿 昭和館】さん
レトロな雰囲気でほっこりする家庭的なお宿、ロビーには女将の手作り小物ギャラリーが沢山飾っていました。
この飾り付けのほとんどが女将さんの手作りだそうです。
心温まる雰囲気がたまりませんね。
火鉢に鉄製ヤカンもレトロな雰囲気。
家具や展示物にも味がありますね。
銀山温泉街を散策すると大正ロマンを味わえる
さて、チェックイン後は銀山温泉街を散策してみましょう。
温泉街を散策していると、他の宿泊客さん達が入浴後の散歩を楽しんでいらっしゃいました。
これらの洋風木造多層の旅館は大正末期から昭和初期に建てられたそうで、銀山川の両岸に沿って軒を並べています。
さらに両岸に渡す橋にも趣があり、それぞれデザインや作りが違うので、どの橋も渡ってみたいと思わせる雰囲気も素敵ですね。
まさに大正ロマンあふれる昔ながらの独特な景観を味わうことができます。
銀山温泉街の奥に進むとひと際目立つカリーパン屋さんがありました。
「はいからさんのカリーパン」
夕食にはまだ時間があるので二人で一つを半分して食べます。
表面がカリカリのパンの中にはキーマカレーがたっぷりと。美味しかったですよ。
各所にある橋にはベンチが置いてあるので、ちょっと座って休憩するにもいい感じ。
温泉街の入り口には公共の足湯があります。
宿泊者はもちろん散策だけの方達も利用する事ができます。
銀山温泉 昭和館の夕食は?
夕食は部屋食でしたので、夫婦でゆったりと過ごす事ができます。お料理の内容は、贅沢な食材を使用している訳ではないですが地元特産の食材をふんだんに使っているようです。
高級ホテルのような贅沢感はありませんが、何とも言えない雰囲気でまるで本当にタイムスリップして来たような感覚に陥ってしまう。この場所に贅沢感は必要ないと思いました。
銀山温泉街は夜の雰囲気もノスタルジック
夕食後の時間帯になると各ホテルから宿泊者が街並みの散歩に出てくる人たちが多くなり、浴衣に下駄という姿の人たちで溢れ、その光景もまるで非日常感覚でした。
夕食後の時間になると、それぞれの宿からぞくぞくと宿泊客が散策に出てきます。
隣のホテルの宿泊者がこちらのホテルのロビーに入ってきてくつろいでいたりしています。
普通の温泉街ではありえない光景。これもまた非日常ということなのでしょう。
因みに、この銀山温泉街は宿泊しなくても日帰り入浴やランチなどでも立ち入る事ができますが、やはり夜の景観が一番風流があるので宿泊した方が楽しめると思いますね。
銀山温泉 昭和館の温泉(お風呂)は?
昭和館さんには温泉(お風呂)は3ヶ所あり男女別の内風呂と、最上階に銀山温泉街を見渡せる天空露天風呂があります。
このお風呂も大型温泉ホテルと違い、何か自分の故郷にでも帰って来たような安心感で満たされます。
昨今では大型温泉ホテルや高級ホテルが乱立する中で、こういった趣の温泉街はこれから人気を集めるのではないでしょうか。
こちらが昭和館「天空露天風呂」からの眺めです。
銀山温泉街を早朝散歩、白銀の滝
早朝6時頃、一人で温泉街を散歩してみました。
早朝はとても静かでした。銀山川のせせらぎに癒されます。
昭和館は温泉街のほぼ中央に位置しております。
さらに温泉街の奥には、落差22メートルの存在感ある美しい「白銀の滝」が出迎えてくれます。
滝つぼの真下まで歩いて行けるので、滝からあふれ出る清々しい空気と水しぶきを間近に浴びることができ、心も体もリフレッシュできます。
銀山温泉 昭和館の朝食は絶品!
何と言っても釜で炊き上げる紅花ごはんが絶品です。
山形の米はホント美味しいですが、この釜めしは最高です。
朝食は部屋食ではなく、朝食会場でした。
ですが、他の宿泊者で賑わうという感じではなく、私たち夫婦しか居なかったのでゆっくりと頂く事ができました。
「冬のサクラ」のロケ地になった銀山温泉
TBS日曜劇場「冬のサクラ」2011年放送(草彅剛さん主演、他に今井美樹さん出演)
この撮影ロケ地になった銀山温泉。その時の写真だそうです。
銀山温泉の駐車場は?
銀山温泉街は車両進入禁止となっています。
よって、宿泊する際は温泉街入口の駐車場の看板周辺で車を停めて、各ホテルへ電話しましょう。
するとホテルスタッフさんが迎えに来てくれます。
チェックアウト時には、スタッフさんが駐車場まで荷物を持って車まで案内してくれます。
大正ロマンあふれる銀山温泉のまとめ
今回訪れたのは7月、春夏秋冬の季節ごとに様変わりする景観。
銀山温泉は是非また訪れたい温泉街ですが、次はどの季節にしようか迷っています。
何か懐かしい、落ち着く雰囲気、そして夜になると時空を超えた街並みに変化する、おすすめの温泉街です。
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動画でまとめましたので是非ご覧ください
今回は銀山温泉の紹介でしたが、おすすめの温泉街ですので機会があれば是非泊まってみて下さい。
という訳で以上です。
コメント頂けると嬉しいです。お気軽にどうぞ。
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