海に浮かぶお社・世界遺産【厳島神社】平清盛の思いとその神秘とは!

 

世界遺産・厳島神社。1168年に平清盛によって現在のような荘厳な社殿が作られました。

海に浮かぶように立つ朱い鳥居と社殿の姿は、誰もが一度は目にしたことがあると思います。

 

旅のポイント

昨年の伊勢神宮に続き、人生で一度は行ってみたいと思っていた出雲大社に妻と2人で行ってきました!さらに海の中の鳥居で有名な厳島神社へも足を伸ばしました。神々の息吹を感じるパワースポット巡り、さらに足立美術館の見どころや宍道湖の絶景スポット、広島の名所もご紹介します!

 

宮島へのフェリーは2つある!おすすめのフェリーと島の宿情報!

 

出雲を出発し中国自動車道に乗ること3時間強、やっと宮島へのフェリー乗り場がある広島県廿日市市の宮島口にやってきました。

厳島神社がある宮島へは、フェリーで向かいます。

車で宮島へ行くこともできますが、島内には島民以外が停められるパーキングがほとんどないそうなので、ここ宮島口に停めて行くことにします。

宮島口から宮島へのフェリーは、実は松大汽船とJR西日本フェリーの2社が運行されています。一体どんな違いがあるかと言うと、航路が少し異なるのです。

 

JR西日本フェリーだと、末大汽船より少し大回りして、厳島神社の大鳥居に近い方を通ります。なので、海から見た鳥居と社殿が見えるのです。

船からの距離はそこそこありますが、それでも海上からの眺めはなかなか見られないので、私はJR西日本フェリーがおすすめです!

ちなみに料金はどちらも一緒です。

私たちが乗船したのは夕方4時頃。

平日なのもありフェリーは空いていたので、存分に景色を楽しめました。

あっという間の10分の船旅の後、宮島の桟橋に着いてみると本島に戻る人たちで大行列!宮島を観光した後、島内に泊まらずに帰る人が多いんですね。

 

フェリー乗船の様子を動画にまとめましたので是非ご覧ください!

 

私たちは今回宮島内のホテル「ホテルみや離宮」に泊まります。桟橋から徒歩5分、海に面した好立地のホテルです。

ホテルみや離宮の動画も是非ご覧ください!

 

このホテルみや離宮は立地がいいだけではありません。夜になると宿泊客をもてなすあるイベントが行われているんです

ドンドンドン!と暗闇の中響き渡る和太鼓の音。実はみや離宮では、暗闇の中光る鬼のお面とバチを持った人々が奏でる和太鼓のショーが楽しめるのです。間近に聞く和太鼓の音色と、舞うような演者の姿はとっても迫力がありました!なんとこの演者はホテルの従業員なんだそう。お客様をもてなす気持ちが伝わってきますね。

離宮太鼓の動画はこちら!

 

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宮島に泊まると得をする!?島内の見どころ!

実は昨夜、チェックインしてから早速夜の宮島へ散策に行きました。ホテルの海とは反対の出入り口は宮島表参道商店街に直結しているので、気軽に出かけられます

宮島表参道商店街には、たくさんのお土産屋さんや食べ物、レストランなどが並んでいます。有名な世界一の杓子もここにあります。

私たちが散策したのは午後6時頃で、お店はもうけっこう閉まっていましたが、宮島ビールと揚げもみじまんじゅうをゲット!そのままブラブラと商店街を抜け海沿いに出てみると、ライトアップされた鳥居が見えてきました。

 

すっかり暗くなった景色に、オレンジに輝く鳥居が浮かぶ姿はとっても幻想的。その向こうに見える廿日市市街と、浮かぶように進むフェリーの夜景もとっても綺麗でした。

 

翌朝は、せっかくなので早朝散歩をしてみようと6時にホテルを出てみると、あたりにはほとんど人がおらず静か。昨日宮島に着いた時にはそこかしこにいた鹿たちも、今は全然いません。

 

古来より宮島に住み着き神の使いとも言われ大切に保護されている、ここ宮島の鹿。

人間を怖がらずぐいぐい近づいてきます。フンもあたりによく落ちているので歩くのが大変だったりしますが、流石に早朝ともなると鹿もまだ眠っているのでしょう。ちらほらと軒下で休んでいる鹿を数頭見かける程度でした。

 

海沿いを進み見えてくる鳥居は、早朝の穏やかな水面に浮かび凛として静謐で、昨夜の夜景とはまた違う印象です。見る時間帯によって全然違います!

 

夜景やまだ人のいない早朝の景色は、宮島に宿泊したからこそ見ることができます。

フェリーの夜便は数が少ないので、ゆっくり楽しむならやっぱり宮島泊がおすすめです

 

ホテルに戻って朝食を食べたら、早速厳島神社へ・・・の前に、まずは弥山に登ります!しかしそこで思いがけない事態が待ち受けていました・・・!

 

宮島の絶景を臨む弥山へ!思いがけない事態とは?!

厳島神社の後ろにそびえる弥山。厳島神社は世界遺産として有名ですが、実はこの弥山原始林もその世界遺産の一部なのです

麓から標高433m地点までロープウェーを2つ乗り継いて登ることができます。ロープウェー乗り場の駅・紅葉谷駅まで厳島神社の裏手から無料送迎バスがありますが、今回は歩いて行って見ました。

 

途中紅葉谷公園という木々と小川が美しい公園を通って行きます。私たちが行った時はまだでしたが、その名の通り紅葉の名所のようで、シーズンになると一面に真っ赤な紅葉が見られるみたいです。

歩いて20分ほどで紅葉谷駅に到着しました。ひたすら上り坂だったので、ちょっと疲れました・・・。

そんな疲れを癒してもらおうと絶景を期待していざロープウェーに乗り込んだのですが、なんと深い霧が!山頂は大丈夫なんでしょうか・・・

 

途中榧谷駅で乗り換えて、終点獅子岩駅に到着!展望台に行って見ますが、やっぱり何も見えません!あたりは真っ白な霧に覆われてしまい、数m先までしか見えませんでした。残念・・・。

諦めてすぐにまたロープウェーで麓に戻ってきましたが、本当ならこの展望台から広島市街なども見渡せるほどの絶景が広がっているのです。

山頂への登山道を進めば、806年に弘法大師が開基した弥山本堂があります。その聖火堂には弘法大師が灯したと言う霊火が1200年以上も消えずに燃え続けているんです。

 

さらに登って標高535mの山頂の展望台からは、遮るもののない360度広がる美しい瀬戸内海の景色が見渡せるのに・・・!ぜひ見たかったけど、こればっかりはしょうがないでね。

 

下山して、いよいよ厳島神社に向かいます!

 

海に浮かぶお社・世界遺産厳島神社!平清盛の思いとその神秘とは

 

世界遺産・厳島神社。海に浮かぶように立つ朱い鳥居と社殿の姿は、誰もが一度は目にしたことがあると思います。

創建は593年というからかなり歴史の長い神社で、祀られているのは市杵島姫命、田心姫命、湍津姫命と言う航海や交通安全の3女神です。

1168年に平清盛によって現在のような荘厳な社殿が作られました

 

参拝の入り口は、東側の廻廊です。

 

廻廊の床板はよく見ると隙間が空いていて、これは台風などで水位が上がった時、水を逃すためのものだそうです。きっちりふさがっていると水圧がかかり、壊れてしまうからです。

それでも過去大波などの浸水被害は出ていますが、なんと本殿の内陣という御神体を安置する場所は、平清盛が改築して以来850年間、一度も水没したことがないんだそうです!何百年に一度、と言うどんな大波も届かない場所を計算して作られているそうで、平清盛の篤い信仰心が伺えますね。

そしてもう一つ、驚くべき神秘が鏡の池です。東廻廊側の朝座屋前に、干潮で海水は干上がっているのに、懇々と水が湧き出ている場所があります

実はこの水は、海水ではなく真水なんです。弥山から流れてくる川の伏流水で、海水がなくなった時だけ真水の池が姿を表すように計算して作られているそうです。

平清盛の遊び心とこの神社への思い入れが伺えますね

 

先人たちの叡智の結晶とも言える社殿は、どこを切り取っても絵になりますが、やっぱり一番は中心部分の祓殿前から伸びる平舞台とその先に立つ鳥居の姿でしょうか。とってもかっこいいです!

 

今回私たちは鳥居まで歩いていくために、干潮のタイミングを狙ってやってきました。社殿から降りて、鳥居まで行ってみます!

 

海の中の大鳥居の不思議!鳥居はただ置かれているだけ?!

 

鳥居の高さは約16m、2本の柱を支える計4本の控柱がある両部鳥居という形式で、それぞれがとても太い柱で、大人でも腕を回したら数名がかりでないと届かないほど。

そんな巨大なこの鳥居、実はただ地面に置かれているだけなんです!

地面に打ち込むとしても海底だし柔らくて大変そうだな・・・とは思っていたのですが、まさかただ置かれただけとは思いませんでした。

 

鳥居の一番上に屋根のように横にかかっている笠木のすぐ下に横たわる島木が空洞で、中に石がびっしり詰め込まれていてその重みで地面に立っているんだそうです。どんな大波が来ても満ち引きがあっても揺らがないなんて、すごすぎる・・・ちなみに重さは60トンだそうです。ちょっと想像つかないです(笑)

 

今回、宮島内に泊まったので満潮で海に浮かぶような社殿と鳥居の様子と、干潮の様子の両方を見ることができました。通常、潮の満ち引きは1日2回ずつ、だいたい12時間おきとなり、その時間は季節ごとに異なりますので、ぜひタイミングを見計らっていかれることをオススメします!どちらの姿も捨てがたいです!

 

厳島神社参拝の様子は動画にまとめましたので是非ご覧ください!

 

そして鹿に見送られながら宮島を後にした私たちは、宮島口の駐車場で車を拾い広島市内へ向かいました。

 

もう一つの世界遺産・原爆ドームへ。広島市内観光!

 

広島に来たら行って見たかったもう一つの場所、それは原爆ドームです

この原爆ドームも世界遺産で、人類の悲惨な歴史が二度と繰り返されないよう戒めとする負の遺産と言われています。

広島には厳島神社とこの原爆ドームと、2つ世界遺産があるんですね

 

原爆ドームはこれまでテレビなどで何度も目にした事がありますが、実物を目の前にすると、圧倒されてしまい言葉が出ません。

丸屋根のむき出しになった骨組みや、崩れ落ちた壁が当時の悲惨さを物語っています。確か原爆の爆発地点はすぐ近くだったはずなのに、逆にこれだけよく残っているな、と思います。

それだけ、平和な現代の私たちに訴えかけてくるものがあります

何事もそうですが、やっぱり実物を生で見ると心に響きますね。立ち寄れて良かったです。

 

原爆ドームのすぐ横を流れる川沿いは、おしゃれなカフェやレストランが並ぶおしゃれスポットになっています。私たちもブラブラと散策を楽しんで、広島市内を後にしました。

 

外せない宮島と広島ご当地グルメ!

 

旅にご当地グルメは必須ですよね。今回広島で食べたものをご紹介します。

まずは宮島名物あなご飯です

広島と言えば牡蠣が有名ですが、昔から宮島はあなごの名産地としても知られていました。そんなあなご飯を、宮島でも有名な「あなごめし和田」でいただきました。

ふっくらとしたあなごとタレがよくあってとっても美味しかったです!

 

それと何と言ってももみじ饅頭!宮島表参道商店街では出来立てが食べられます

味のバリエーションもたくさんあって、揚げもみじなどの変わりダネもあるので飽きずに何個でも食べられちゃいます。

 

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今回帰りのフライト時間の関係で、広島市内では食事のタイミングがありませんでしたので、搭乗前に広島空港内レストランで尾道ラーメンお好み焼きをいただきました!

尾道ラーメン「ひろ」さん。

 

お好み焼きは、広島お好み焼き発祥のお店「みっちゃん」です!

今や有名なご当地グルメは全国どこでも食べられたりしますが、やっぱり本場で味わうのは格別ですね。

 

どちらも美味しかった!

 

広島と島根の名所を堪能した今回の旅。

出雲大社と厳島神社、2つとも歴史が長くこれまで数えきれない人々が憧れ参拝に訪れたことでしょう。

もしかしたら私たちの祖先も行ったかも知れない。

昔の人は何を思ってここへ来て、何をお願いしたんだろう、と古に想いを馳せるのも楽しいですよね。

原爆ドームも、違う形で私たちに歴史を教えてくれる貴重な遺産です。

タイプは違えど、そんな歴史ある場所に実際に訪れることができて、とってもいい旅になりました!

 

【前編】出雲大社参拝の記事はこちら!

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それでは今回は以上です。

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