【コインランドリー経営準備編】フランチャイズ加盟説明会に参加してみた

 

コインランドリーを引き継ぐ事になったものの、どうやって運営していくのか不安だったのでフランチャイズ加盟説明会へ参加してきた時の内容です。期待以上の有益な情報を聞く事ができました。

 

ポイント

このページは、私が副業でコインランドリー経営をするようになった経緯から、現在の経営状態の様子までを発信するリアルな記録です。

これからコインランドリー経営を検討されている方にメリットデメリットについて解説していきます。

コインランドリー経営にご興味のある方は、まず下記のページからお読み下さい

 

Contents

未知のコインランドリー経営、フランチャイズ加盟が無難なのか?

土地、建物の売買契約の話はまとまったものの、5月1日から私がコインランドリーを経営しなければならない。経験も知識も無い中で果たして経営できるのだろうか、と不安で仕方なかった。

あと1ヶ月を切った頃、ネットで様々な情報を探していたら「フランチャイズ加盟説明会」が1週間後に近く(車で1時間半程度)で開催する事を知り、とりあえず申し込んでみた。

この際、フランチャイズに加盟した方が本部の運営方針に乗れば良い訳だから簡単かもしれない。または、説明会だとコインランドリーをこれから経営しようとしている人達への説明なんだから経営についての有益な話が聞けるかもしれない。

当日は妻も一緒に連れて行った。会場に入ると広い会議室に参加者は20人位、本部スタッフは5人位だった。各種資料も頂けたし有益な情報も盛り沢山で私としては大変役に立つ説明会だった。

約1時間半の説明会が終わると、個別相談会があり数名の参加者が本部スタッフと話し合いをしていたが、これで何人が実際にフランチャイズに加盟してコインランドリーを経営するのかな?と思いながら会場を後にしたのだ。

 

フランチャイズ加盟説明会に行って特に参考になった内容は

お掃除や集金を依頼するパートさんは「業務委託契約に変更すべし」

泥棒に荒らされる事を怖がるな「保険に入れば問題なし」

トラブルやクレームに振り回されない「コールセンターが一時対応してくれる」

以上、この3つの話が聞けた事で7割位の不安が解消されたのは事実です。

説明会に参加した方達はこれからコインランドリーの経営をしようとしているのですから、不安を解消するにはこの3点だけではなく初期投資や回収率、それ以上に成功するかどうかが一番の悩みでしょう。ですが私の場合は既存店の引継ぎなので経営というか「運営」についてが不安だった。だから上記3点が聞けた事が大きかった訳です

 

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その後、現在のパートさんとの話し合ったが・・・

経営まであと2週間!

店舗に行き現在働いているパートさんと話し合いをしてみる事に。

パートさんは既に旧オーナーから経営譲渡の話は聞いており、ある決断をしていたようだ。

 

「あたし、もぅ辞めるから」

 

パート契約から業務委託契約に変更したいという旨を説明しに行ったつもりが、突然の辞意表明

そのパートさんはこのコインランドリーが出来た当初から働いており、もう20年ものベテランスタッフ。歳は60歳を過ぎたあたりだがある程度の機械のメンテナンスまでできるし、この店にはなくてならない人材だと思っていた。しかも来店する固定客とは顔なじみで「いわゆるこのコインランドリーの顔」であった。

 

「昨年から辞めようと思ってたんだけど今回はいい機会だなと思ってたんです」

 

詳しく話を聞くと、掃除、機械メンテナンス、集金、売上報告、銀行入金、クレーム処理と全て一人でやって来たと言う。旧オーナーはこのパートさんに全て任せていたらしい。

休みは週1日取れるかどうか、大型連休も休み無し、労働時間についてはある程度自分の都合で働いていたものの、これでは辛かっただろう。

特に大変なのは夜中に電話が掛かってきて機械トラブル等の対応もしていたとか。これまでコールセンターとの契約はしていなかったらしいのだ。

 

「もう歳で体も疲れるし、足も持病で痛いしさ」

 

この最終段階にきてこんなことになるなんて。このパートさんがいなければ一体どうやって運営したら良いのか・・・目の前が真っ暗になった。

もっと前に話し合っていれば良かったなと後悔しても遅い。

要するに、パートさんの訴える今の問題点は

全部一人でやってるから辛い

歳だから体が弱ってきた

夜間のクレーム対応が心配で自宅でもゆっくりくつろげない

当たり前の話です。こんな過酷な労働環境では誰でもそう思えるでしょう。

 

その状況を察し、私が提案した内容は

1日3時間程度の業務委託契約(時間帯は自由)

完全週休2日(曜日は自由)

クレーム対応はコールセンターで一時対応、二次対応は私がする

この条件で頭を下げ「どうしてもあなたが必要なんです。できる範囲でいいから継続して働いてくれませんか!そして私にいろいろ教えて下さい」

と強くお願いしました。

「ん~、主人と相談してみます」

と、その表情はまんざらでもでもないような感じでした。

 

 

ついにパートさんと業務委託契約をする事に

3日後、再度お店に行き、作成した業務委託契約書をお見せして説明した。

業務委託内容は「コインランドリー店舗の管理業務」として「店内外清掃」「機械メンテナンス」「消耗品管理、補充」「その他付随する業務」。

業務遂行時間帯として「週5日間(週休2日)」「7時から17時の間で2~3時間程度」

そして「委託料」だが、このパートさんは今まで過酷な労働環境と時間外のクレーム対応等のため毎月8万から10万円の給料だった。しかしこれからは体調重視と責任感の軽減という事で基本5万円にして売上に応じてプラスαという内容に仕上げた。月の労働時間に関しては今までの半分程度になるし夜間のクレーム対応が無くなり気持ち的にも余裕ができるはずだ。この委託内容だったら継続して働いてくれるだろうと確信していた。

 

返事はもちろん「こんな私でいいのかい?それでは今後ともよろしくお願いします」

 

本当に安心した。

これで何とか5月から継続で営業できる!

 

という訳で以上です。

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