DIYに作業台は必要ない?BOSCH(ボッシュ)ワークベンチのレビュー

 

DIYには必需品だと思っていた作業台。

今回はBOSCH(ボッシュ)のワークベンチ(作業台)を購入し、実際に使った感想をまとめてみたいと思います。

DIYを始めると、工具の次に欲しくなるのが作業台。

果たして、作業台は便利で必要なのか?

 

作業台が欲しいと思っている方必読です!

 

Contents

BOSCH(ボッシュ)ワークベンチ(作業台)のレビュー

 

私が購入したのは、ステイホーム中だった4月末でした。

ゴールデンウィーク中はどうせステイホームなので、庭でDIYでもしてようという事で購入した訳です。

何を制作したかというと、

玄関の下駄箱下の空いているスペースに入れる「引出」

リビングのキッチンカウンターに設置する「棚」

この2点でした。

今回はDIYの話ではなくBOSCHの作業台でしたね。

 

到着した梱包はこのような感じでした。

 

思った以上に大きいし、重かったです。

詳細はショッピングサイトで確認して下さい。

 

 

中まで包装してあり、しっかりと梱包されています。

 

 

折りたたみ式なので簡単にセットできます。

 

 

でもここで違和感が。

作業天板がちょっと高すぎない?

計ってみると実寸で約830mmでした。

立ち仕事はあまり前かがみにならない方が腰に負担はかからないでしょうが、それにしても違和感があります。

 

 

天板手前にはちょっとした物を置けるスペースがあり、鉛筆や定規などが置けて便利でしょう。

 

 

左右にハンドルがあり、奥と手前の天板で材料を固定する事ができます。

このクランプはちょっとした材料の固定には欠かせませんね。

 

 

収納する際の、折りたたむのも簡単で、天板にある赤いフックを引っ張ります。

これでワンタッチで折りたためます。

 

 

実際にこのBOSCH(ボッシュ)のワークベンチ(作業台)を使ってみました。

合板をマルノコでカットしてみます。

 

 

マルノコを使ってみると、やはり作業天板が高いのでとても切りずらい!

マルノコが遠くなるにつれて体重がかけられなくなるので怖いです。

私の身長は170cmですが、これではマルノコは使えそうにありませんね。

この作業台はそもそもマルノコを使用する用途に作られていないのか、それとも背の低い人用に考えられていないのか、どちらかでしょう。

 

BOSCHのワークベンチ(作業台)の使用している様子を動画でも!

 

写真では解りずらい点もあるでしょうから、使用レビュー動画を是非ご覧ください。

 

動画ですと、写真より大きさや質感が解り易かったのではないでしょうか。

では次は肝心な耐久性についてレビューいたします。

 

BOSCH(ボッシュ)のワークベンチ(作業台)の耐久性

 

私が購入したのは4月末、使用したのはゴールデンウィーク中でした。

その後、使う機会がなかったので、ずっとイナバの物置の中へ保管していました。

 

そして、お盆明けに自宅の外壁塗装をするために物置の中を整理していると、

なんと・・・

BOSCH(ボッシュ)のワークベンチ(作業台)がカビだらけに・・・

 

確かに今年の7月はずっと雨振りだったので、物置の中の湿度は高かったのは解ります。

ですが、購入して3ヶ月でこれは残念

 

 

天板(合板)は全体的にカビで真っ黒に。

 

 

さらに天板の表面加工も既に剥離しています。

フレームはアルミなので問題無いですが、肝心な天板がこれでは・・・。

材料を挟み込む部分の合板も直線では無くなっているので、もう使える状態ではありませんでした。

この状態で材料をクランプしたら、間違いなく天板は壊れるでしょう。

木材を使った商品なら日本の気候に対応するように開発するべきであり、対応できないなら日本で売るべきではないと強く思いました。

 

BOSCH(ボッシュ)のワークベンチ(作業台)の購入検討している方は是非参考にして下さい!

 

【 ま と め 】DIYに作業台は必要だったのか?

 

私はこの後、大掛かりなDIYを実行しています。

ウッドデッキ、ウッドフェンス、木製ドア等々・・・。

でも結局、このBOSCH(ボッシュ)の作業台は一切使いませんでした。

何故なら大きな材料を加工するには、天板が小さすぎて不安定になるし、材料を置けた(固定)としても、高すぎてマルノコ使用やビス打ちができません。

使うとすれば電動工具の置き場くらいでしょうか。

 

大きな材料を加工するには、やはり「馬」が一番でした。

 

「馬」を4つ作り、ベニヤや合板を乗せると大きな作業台が2つできます。

マルノコ使用や下穴開け等の作業は、ある程度前かがみ姿勢でないと上手くできないので、高さは600mmが一般的だと思います。

「馬」の高さを600mmにしておくことで、マルノコを使用する際、材料の下にも角材を置くと丁度良い高さになります。

BOSCH(ボッシュ)の作業台は高さ830mmなので、明らかに高すぎるという事になります。

また、「馬」の制作にあたっては、身長や好みによって高さは変わると思いますので、自分に合った高さの「馬」を作成しましょう。

 

BOSCH(ボッシュ)のワークベンチ(作業台)レビューのまとめ

大きな材料の加工には使えない

クランプが弱い

天板の耐久性が無い

高さがありすぎて作業しずらい

 

なので、私が考えるこの製品の適切な用途としては、

湿度管理ができている屋内で使用

天板に乗る大きさの加工または制作

マルノコなどの大道具を使わない加工または制作

小さな部品の分解組立作業

 

といった感じでしょう。

ですが、やはりどうしても作業台が欲しいという方は、天板が木製ではないこちらのタイプをお勧めします。

 

それでは今回は以上です。

コメント頂けると嬉しいです。お気軽にどうぞ。

 

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