施工してから12年経過したインターロッキング。黒ずみ汚れがどうしても気になっていたのでハイモルで埋めてコンクリート風にリメイクしてみました。
このDIYのメリットとしては、見た目も綺麗になるし目地から雑草が生えなくなるのでお手入れが楽になります。
ただ、インターロッキング特有の浸透性が無くなるので雨水を逃がすための側溝は必要になります。
この記事では、黒ずんで汚れたインターロッキングのコンクリート風リメイクを紹介しています。
Contents
インターロッキングの黒ずんだ汚れは落ちにくい
インターロッキングを施工した当初は、綺麗でとても満足していました。
ところが最初にぶつかるのは「雑草問題」です。どうしても目地から雑草が生えてきます。
公園や歩道とかに敷いてあるインターロッキングは、人通りが多いので常に踏みつぶされているのであまり目立ちませんが、自宅の庭となると雑草の生命力には敵いません。
ほっておくとどんどん伸びてしまいます。
次に、施工後2年以上経過してくると今度はインターロッキングの汚れや黒ずみが目立ってくるのです。
このインターロッキングの掃除方法は別な記事でまとめております。
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黒ずんだインターロッキングを高圧洗浄機で綺麗に汚れを落とす
ポイント この記事ではインターロッキングの黒ずみや汚れを綺麗に落とす方法を、私の実践を下に解説しております。 ご自宅のインターロッキングが黒ずんで困っているという方は是非ご覧ください。 ...
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今回は、そんなどうしようもなくなったインターロッキングのコンクリート風リメイクを紹介していきます。
インターロッキングをハイモルで埋めるとどうなるの?
今回何故インターロッキングをハイモルで埋めようとしたかと言うと、庭の大規模改修を行ったからです。
垣根を取り払いウッドフェンスにして、パーゴラとウッドデッキを施工する際、どうしても雑草対策としてインターロッキングをコンクリート風にする必要がありました。
参考
低床ウッドデッキを施工するため、地下からの湿気を遮断する事
低床ウッドデッキの隙間から雑草が生えてこないようにする事
雨水が側溝にスムーズに流れ落ちるようにする事
という理由で、最初は全てコンクリートにしようかと思っていましたが、安価で施工も簡単なハイモルで埋めるという工事にしたわけです。
結果、これが大正解でした。
インターロッキングをハイモルで埋める施工方法
多分このような施工は誰もやった事がないと思うので、失敗したらどうしようとドキドキでした。
ハイモルに水を加えてトロトロに
水の配分など全て適当でした。
とにかくインターロッキングの目地まですんなりと入り込んでいく程度までトロトロに混ぜ込みます。
最初は水分が多すぎたので、埋める(塗る)段階で調整していきます。
インターロッキングは透水性があるため、どんどん染み込んでいくので水分の調整は大事です。
埋めるというか「塗る」ような感じで施工
埋め方(塗り方)は左官コテを使うより、ブラシのような物でインターロッキングに馴染ませながら埋める(塗る)やり方の方が早くて簡単でした。
特に気を付けるのは目地の部分です。目地にしっかりと入り込みように埋めないと、そこからまた雑草が生えてくるかもしれないので念入りに作業しました。
透水性を失ったインターロッキングには側溝が必要
今まで敷いていたインターロッキングは透水性があったので、雨水は自然に目地や本体から浸透していきました。
ですが、このようにハイモルで埋めてしまう事により、雨水の逃げ場が無くなります。
そこで今回、同時に排水用の側溝を施工しました。
インターロッキングにはあらかじめ勾配を付けているので、浸透しなくなっても側溝に流れていくという事になります。
ハイモルの使用量は?
庭のスペースは5m×4mで、20平米ほどですが、使用したハイモルは1袋25kgの約8割程度で済みました。
側溝(U字溝)の施工にも使っていますので1袋あれば充分だったという事になります。
ハイモルとは・・・
土木、建築分野で広く活躍しているハイモル補修用は、既調合モルタルのパイオニアである昭和電工が開発した左官用軽量モルタルです。 ポルトランドセメントに焼成軽量骨材、繊維、混和材等を配合し、優れた性能を発揮します。 ■特長 ・現場配合する必要がありません。 工場で生産された既調合品なので、品質が安定し、現場で の配合管理の手間がはぶけます。 ・軽さが作業を楽にします。 砂モルタルに比べ軽量になっています。下地への負担が少 なく、運搬や塗り作業も楽に行えます。 ・クラックの発生が少なくなります。 収縮を可能な限り抑えていますので、砂モルタルに比べク ラックの発生が少なくなります。
土間コンクリートとインターロッキングハイモル埋めのコスト比較
この庭を土間コンクリート施工をする場合、コンクリート施工の平米単価を1.5万円とすると30万円前後になるでしょう。
一方、インターロッキングを利用し表面のハイモル加工はと言うと、ハイモル1袋とブラシとトロ船で5千円以内。
しかもDIYでやって3時間程度で施工できました。
DIYは最高ですね。
コンクリート風インターロッキングのその後
写真はハイモル施工1週間後ですが、乾燥後はこのような状態になりました。
地下からの湿気で目地の辺りがまだ完全に乾燥していないのだと思われます。
ですがしっかりと目地まで埋まっていますので、もう雑草は生えてこないでしょう。
このコンクリート風インターロッキングの上に低床ウッドデッキをDIYで施工している途中です。
全て完成した庭がこちら
低床ウッドデッキの周りは人工芝を敷きました。
インターロッキングのデメリットとしては、前述したように目地から雑草が生える事や黒ずみ汚れが取れにくい等ありますが、妻から言わせれば「アリ」や「ダンゴムシ」の害虫が一番嫌だったみたいです。
目地が無くなる事により全て解消できたかなと安心しています。
ウッドフェンス&パーゴラ&ウッドデッキDIYは動画でご覧ください
自宅の外壁塗装の記事はこちら!
それでは今回は以上です。
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