マキタの18V充電式噴霧器「MUS104D」を1年間使った感想とレビューです。用途は主に除草剤の噴霧。これまで使ってきた工進噴霧器との比較を交えて辛口レビューをしていきます。
噴霧器を購入する際のお役に立てれば幸いです。
Contents
マキタの噴霧器を購入した理由
これまで使っていた工進の噴霧器が壊れてしまい、今回もホームセンターで売られている安価な物にしようかと思っていたのですが、悩んだ挙句マキタにしました。
理由は
バッテリーが共用できるから
これだけでした。
マキタ18V充電式噴霧器のモデル比較
タンク容量 | 最高出力 | 作業量 | |
MUS156D | 15ℓ | 1.0MPa | 約45分~5時間 |
MUS155D | 15ℓ | 0.5MPa | 約30分~2時間 |
MUS154D | 15ℓ | 0.3MPa | 約1時間30分 |
MUS104D | 10ℓ | 0.3MPa | 約1時間30分 |
この表で解るように上位モデルの「MUS156D」は農作物への殺菌、消毒用とのことで出力が大きいです。
下位モデルの「154」と「104」の違いはタンク容量だけ。
私の用途としては家の周りの除草剤の噴霧だけなのでタンク容量も10ℓで良い。雑草が多い時は2回に分けて作業すればよい事。
出力も0.3Mpaで充分なので「MUS104D」となった訳です。
マキタ18V充電式噴霧器MUS104Dのレビュー
まず箱ですが、とても軽いです。本当に中に噴霧器が入っているのか不安になるほどでした。
背負式なので背中に当たる部分にはクッション(パッド)が装備さてています。
バッテリーはサイドの蓋を開けて装着させます。
バッテリーは何かとても入れずらいし、無駄なスペースができているのでもう少し上手く作れなかったのでしょうか?
因みに、私の持っている互換バッテリーを入れると蓋が閉まらなくなります。
バッテリーと蓋のクリアランスがギリギリなので互換品は物によって入らない可能性があります。
スイッチはバッテリーの蓋の下にあります。
ここで問題発生。
なんとスイッチを入れると、モーターが回ってしまいます。
「ブーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー」
しかも結構音が大きいです。
一旦スイッチをOFFしました。
次にノズルを組み立てます。
縦2頭ノズルと広角ノズルの2種類のノズルがあります。
噴霧管のレバーはこんな感じ。
さっそく試運転をするために水を入れてみます。
マキタ充電式噴霧器MUS104Dの問題点
ここから噴霧器MUS104Dの問題点を辛口レビューしていきます。
バッテリーを入れずらい
特に取り出す時がめんどいです。
場所も悪い。
無駄なスペースがある。
スイッチの位置が完全にアウト
本体のサイドにありますが、背負ってしまうとスイッチのON/OFFが非常にやりずらい。
五十肩のオヤジには無理です。
背負う前にONして、降ろしてからOFFする(ずっとモーター回りっぱなし)。
モーターの音がうるさい
これまで使っていた工進と比べてもうるさいです。
ビビリ音(ビビッている感じの音が混ざる)。
しかも鳴りっぱなし。
スイッチをONした時点でモーターが回る「これ本題」
これまで使ってきた工進の噴霧器
この工進のモデルには本体にスイッチは無く、レバーを握った時点でモーターが回り噴霧する仕組みでした。
ところがマキタの噴霧器は本体のスイッチをONした時点でモーターが回り、レバーを握ると噴霧してくれる仕組み。
これって実際に使ってみると非常に問題です。
例えば、今いる所の付近を除草し終わり、次のエリアまで移動する際もずっとモーターが回りっぱなしになるのです。
しかも本体スイッチがある場所には手が届かない。
(除草液が少なくなり本体が軽くなればずらしてスイッチまで手が届きます)
ま、100歩譲って本体スイッチまで簡単に手が届くとしても、いちいちスイッチを押さなくてはならない仕様が変だと思いませんか。
何も手元のレバーと連動させればいいのではないでしょうか。
この仕様が最初から解っていたら間違いなく買いませんでしたね。
電動工具では国内60%のシェアを持ち、私も大好きなマキタさんだけに残念ですね。
動画でもレビューしていますので是非ご覧ください
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それでは今回は以上です。
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